Commitment

種豚へのこだわり

美味しい豚肉を、少しでも安価に。
規格のそろった豚肉を市場へと、提供するために。

私たちは、種豚(お母さん豚)の飼育にこだわりを持っています。
種豚へのこだわりが、おいしい豚肉をつくることや、大きさや規格を揃えて、安定生産することにつながるからです。多くの養豚場で、手間がかかる種豚の自家生産をやめているので、特別なこだわりだと思います。

種豚へのこだわりとは、どんなこだわりでしょう?
たとえば、私たちは、海外の種豚の研究をしています。種豚の掛け合わせ次第で、生まれてくる子豚の数も、豚肉の質も、大きさも、すべて変わるからです。
掛け合わせだけではありません。
体重管理にも注意が必要です。種豚は餌の変化ですぐ体格が変わり、太りすぎたり、スポーティに痩せすぎたりします。すると豚肉の味は変わりますし、生まれてくる子豚の数が減ったり、大きさが変わったり、まったく安定しない。
実は、養豚にとって、「種豚の影響」は、とても重要なのです。
私たちは40年前にそのことに気づき、研究を続けてきました。

 

私たちは、豚の規格を揃えて、出荷することができます。

種豚にこだわることで、多くのメリットをご関係者のみなさまにご提供できます。
おいしい豚肉を作ることにつながるのは、もちろんです。
卸やスーパーの方々は、私たちが、大きな豚を、規格を揃えて、安定出荷していることで、評価してくださっています。
これはとても大切なことです。大きさにバラツキがあれば、それによって、カット工程など精肉のプロセスが不安定になります。仕事が複雑になれば、その分手間がかかり、コストが上がります。
また、どうしても豚肉を供給できない養豚場が出た時にも、私たちが安定生産できていたら、その不足分を埋めるサポートをすることもできます。
こうして、卸の皆様とWin-Winの関係を作ることができるのです。

種豚を生産することで、確かに少しの非効率はあります。けれども、種豚にこだわることで、食べる人、生産に関わるすべての人に、大きなプラスがある。日本の養豚に貢献できる。
だからこそ、最高の種豚を使いたい。
いいものを安定供給すること。それがわたしたちの使命です

Commitment about piggery

一頭一頭の可能性を引き出すことへのこだわり

豚はとてもセンシティブな生き物です。
ちょっとしたことで、すぐ影響を受け、育ち方も変わるし、病気になったり、味が変わったりしてしまいます。
私たちは、豚の命を頂くからこそ、その力をしっかり引き出したいと思っています。

様々な工夫を行っていますが、たとえば、生まれた後、乳離れしてすぐ豚は、一週間ほど一緒に生まれた子豚と同じ場所で育てます。豚は縄張り意識が強く、他の豚と一緒にするとストレスがかかってしまうからです。発育にも、味にも影響します。

餌は常に研究しています。
ブームになる何年も前から、お米を多く配合した飼料を使い、そのおかげでいまでは「こめこめ豚(こめこめとん)」として、ブランド豚になっています。東京の著名なレストランで採用されるなど、多くの方から評価いただいていることは、私たちの誇りです。
環境面では、豚舎の温度のコントロールはもちろんのこと、清潔に保つために、意識して頻繁に消毒を行っています。病気になりづらい環境作りも大切。
社員始め、みんなのこころ配りが、豚の力を最大限引き出すことにつながっていると考えています。
ありがたいことに、こういった取り組みが評価を受け、過去には農林大臣賞をいただいたり、豚肉の品質のコンクールである種豚共進会(ミートフェスタ)で、最優秀賞に当たる名誉賞をいただくことができました。
まだまだできることはありますが、ひとつひとつ仕事を積み上げ、豚の力を最大に引き出してあげたいと思っています。

有限会社 宮城種豚センター 群馬県前橋市市之関町236 電話 027-283-2282